そもそも論なのですが、高校訪問は代行してもらっても良いのか?という事が重要なポイントです。まず、高校の先生は代行業者がいる事もしっていますし、実際に日々応対をしています。
大事な事は、その代行業者がどの程度、先生の希望する質問に対して答える事ができるか?と言う事なのです。質問をしても、何も答えられないのでは、かえって代行訪問してもらう事でイメージを悪くするだけです。
何のために高校訪問の代行を依頼するのか?その目的を忘れないようにして下さい。
高校訪問代行業者の営業に次の質問をしてみる
貴校には高校訪問代行業者の営業があると思います。しかし、様々な理由でそれらの営業を断っている学校が多いと思います。
私自身の判断基準ですので、あくまで個人的見解なのですが、その代行業者の質やレベルをはかるために、以下の質問をぶつけてみて下さい。
「高校訪問の代行はいつからいけますか?」
私の中では、この質問への回答こそが、高校訪問を代行してもらっても良いかどうかの判断基準でした。一番NGな回答は以下のものです。
「明日からでも代行可能です!」
悪い事は言いません。こういう回答をする業者には頼むべきではないと思います。なぜなら、学校広報の現場に長くいて、学生募集に自信のある私でさえも、「不可能」だと感じるからです。
目的を思い出してください。明日から代行してくれる会社は、いつから貴校の知識を頭にいれるのでしょうか?明日から行ける代行業者=学校案内をおいてくるだけの業者としか思えません。
そもそも、先生からの質問にどう答えるのかさえ疑問です。これは私が言うまでもなく、これを読まれている担当の皆さんも、無理だと思うはずです。
代行業者は貴校を理解してくれるところが望ましい
もし、やむをえない事情により、高校訪問を代行業者に依頼するのであれば、少なくとも貴校を理解する意思のあるところに依頼して下さい。例を挙げていきます。
- 代行を引き受ける前に貴校のイベントを事前に見てくれる。
- 学校の施設や設備を見てくれる。
- 学校の売りや伝えたい事を理解してくれる。
- 貴校のパンフレットに書いてある事にきちんと目を通し、積極的に質問をしてくれる。
- 料金の安さだけを売りにしない業者である。
5つほど例を挙げさせていただきましたが、はっきり言えば、「安い=それなりの業者が多い」のも事実です(もちろん全てとは言いません)。10校分まとめて高校訪問をするなど、考えられない提案をしてくる会社もあります。経験者であれば誰でも分かる事ですが、1校であっても、高校の先生はそれほどの時間を割いてくれません。特に専門学校であれば尚更です。
そんな中、もし、10校分の学校案内を持ってくる業者がいたら、進路指導の先生はどう考えるでしょうか?言うまでもありません。そんな適当な学校に、自分たちの可愛い学生を紹介するとは思えません。私が高校の先生であれば、まず紹介はしないですし、まとめてもらった学校案内はほとんど読まないと言えるでしょう。そもそも、10校分の学校の詳細に答えられたとしたら、その営業マンは、他の転職先を探した方が良いくらいのスーパーマンだといえるでしょう。
貴校の考え方ですが、とにかく予算を低く抑えるために、何の知識もない代行業者を選択するのであれば、悪い事は言いません。高校訪問そのものを実施しない方向性で行く事をお勧めします。高校の先生に悪い印象を与えるよりも、数段、賢い選択だと言えます。
まとめますと、貴校を理解して高校訪問を代行してもらうには、それなりの時間と知識が必要になってきます。そのため、「きちんとした信頼できる」高校訪問代行業者への単価がある程度高くなる事は仕方ないと言っても良いと思います。
高校訪問代行業者に細かい数値を打ち明ける必要性
高校訪問代行業者に依頼をするとして、大事なポイントがあります。それは、「貴校の数字」を、代行してもらう担当の方にきちんと伝える事です。
「数字」とは何か?と申しますと、貴校の立場で考えれば、最も高校の先生に知られたくない数値です。例として以下のものが挙げられます。
- 退学率(全体、学科別含め)
- 就職率(全体、希望者のみ含め)
- 経営状況(高校の先生が納得いくレベルのもの)
- 進学率
- 留年率
上記の数字を代行業者に伝えるのは、とても勇気のいる事だと思います。しかし、高校の先生が重視するのは、資料を見ても載っていない情報なのです。学校案内にはうわべの情報が載っている事が多い事は、高校の進路の先生はよく分かっています。だからこそ、そこには載っていない「リアルな数字」を知りたがるのです。
この点を答えられないと、「これは代行業者だな」という風に先生は感づきます。知られたくないデータがあるとしても、それの理由もあわせて堂々と伝える事が出来れば良いのです。隠そうと思っても隠せる事ではありません。高校は横の連携なども取れている事も多く、評判などは伝わっていたりするものです。
また、言うまでもありませんが、代行業者には学校の代理で訪問してもらいますので、学校名義の名刺を用意して下さい。代行業者の名刺をもって訪問をさせてはいけません。
担当者はどこまで業界に通じているか?
かなり重要なポイントを紹介いたします。
高校訪問テクニックのページにも記載していますが、貴校を担当してくれる予定の方とはきちんと業界の話をして見ることをお勧めします。
高校の先生に、毎回同じ、学校案内を持っていっても、興味を持ってくれませんし、そもそも失礼です。毎回、異なるテーマを持って、先生には会いに行く必要があるのです。
そのためには、高校の先生が喜ぶような業界情報、大学情報、その他、教育関係のネタを豊富に持っている方が代行してくれると、先生の方も意識して会ってくれる様になってくれます。
自分の学校だけを宣伝できれば良いと思うでしょうが、いろいろな知識を持っている方であれば、訪問のアポイントも容易になります(そもそも、高校訪問初心者はこのアポイントを取る事がどれくらい大変か分からないと思います。連絡すればまともに時間をとってくれると思うのは大間違いです)。
ここまで書いて、何ですが、私は高校訪問の代行を請け負っていませんので、参考情報としてご覧いただければと思います。
