大学、短大、専門学校の立場から見れば、高校訪問を希望しているところは営業の相手です。しかし、その高校の進路担当者には意識の違いがあり、高校訪問の対応を好まない先生方も多くいらっしゃいます。そういう先生方からすれば、会いたい学校、会いたくない学校があります。
正直、専門学校や中下位校への風当たりは少子化になり、ますますきつくなってきています。会ってくれない先生も多くいるでしょう。先生の気持ちを考えれば、それも納得できますね。高校としても生き残りに必死です。それには上位レベルの大学への入学人数というのは、確実に影響してきます。その気持ちをよく理解した上で計画をしましょう。
行き当たりばったりの高校訪問していませんか?
当サイトのこのページは一番人気のある(つまり皆さんが興味のある)ページです。それだけ、高校訪問のノウハウを持っていないという事が分かりますし、おそらく、少子化になる前まではほとんどまともに実施をしていない学校が多いのではないでしょうか?
ここで注意して欲しいポイントを挙げます。以下に当てはまるなら要注意です。少なくとも、世の中はそんなに甘くはないという事を頭にいれて、きちんと考えて訪問する必要があるでしょう。
- 今まで高校訪問をしていない学校に夏以降から行こうとしていませんか?
⇒そんな虫の良い話では高校の先生は相手にしてくれません。 - ポスターを貼ってもらうことを目的として行くのでしょうか?
⇒信頼関係のない学校のポスターなどを貼ってくれる学校は少ないと考えて下さい。 - いきなり、訪問先の卒業生の動向を持っていって、何とか高校生を紹介してもらおうと思っていませんか?
⇒逆の立場ならどう思いますか? - 高校の行事をきちんと把握して訪問していますか?
⇒高校の行事を把握せずに訪問することは、逆効果です。今は高校のHPで行事の案内を出しているところも多いので、必ず確認していきましょう。イベント当日でなければ大丈夫などと考えないでください。イベント前日のアポイントは確実に避けたほうが良いでしょう。そんな電話をした時点で学校への印象は最悪になるかもしれません。イベント前日は先生にとって最も忙しい日の筆頭です。
高校の先生の知りたいことは何か?
先生方が知りたいことは何でしょうか?もちろん、先生によって、考え方は違いますが、確実に言えることは、訪問時に毎回同じパンフレットだけをもって、儀礼的に挨拶に行くというのだけは問題外です。きちんと先生のためになる「お土産」を持参しましょう。そのお土産の一例を述べていきます。もちろん、お土産とはリベートなどではありませんので誤解しないようにお願いいたします。
- 在学生の様子の分かるもの(イベントの写真など)
- 自校の卒業生の現在の様子が分かるもの
- 学校の学科などが分かる1枚の案内
⇒パンフレットを読む時間は先生にはありません。1枚で簡潔に説明した方が効果的であり、かつ掲示板に貼ってくれることもあります。 - イベントのチラシ(もちろんカラーが望ましい)
- 就職状況(本当の数字です)
- 退学状況(これも本当の数字です。理由もあると尚良しです)
- 学費の支払方法などが豊富だと学生に案内しやすいようです
その他の高校訪問テクニック
高校に持参するものの例をあげましたが、その他のテクニックをあげておきます。当たり前のことも念のため書いておきます。あくまで一例のご紹介です。
- 必ず電話でアポイントをとる
- 進路指導の先生に必ずアポイントをとる
アポイントの際に、どのようなお土産があるかを伝える
⇒自校にいる該当高校卒業生のイベント参加写真などを持参しますなど- あまり早く現地に行かない。5分くらい前が適当
⇒自分に当てはめれば分かりますね。昼時など、5分でも長くご飯を食べたいものです。 - 必ず最初の訪問時に高校の資料をいただく(重要!)
⇒貴校の勉強をしたいので等言えば、もらえるものです。 - ホームページで高校のイベントなどを事前調査しておき、話題にする
- 高校の魅力的な部分を褒める
- ⇒褒められて嫌な気分の先生はいないでしょう
- 先生と話をする時には「○○先生」と意識して名前を呼ぶようにする
⇒心理学的に好感をもたれます - 急に別の先生を紹介されることもあるので、名刺は多めに持っていく
代行業・代理店について
高校訪問を代行しますという業者が数多くありますが、きちんと選定した方が良いでしょう。これに関しては、私も専門学校の広報担当時代に経験がありますが、まとめて複数校のパンフレットを持っていくなどの会社にも出会いました。
普通に考えてみてください。自分の学校の話さえも、時間をまともに貰うことができないのに、どうやって10校分の説明をするのか?とつい質問をしてしまいました。答えから言えば、不可能ですし、効果はないでしょう。また、その営業担当者の回答も曖昧でした。
また、自校の広報の詳細を覚えるだけでも大変なのに、10校分を覚えることができるとは到底思えません。かなりの天才でないと難しいですね。その業者は月1回の打ち合わせという事でしたが、月1で学校の事を理解してくれるなら苦労はしません。
かえって、マイナスに考えられるだけです。自校だけの代行として高校訪問をしてくれる業者を選定してください。打ち合わせは念入りに行なう必要があることはもちろんの事です。
代理店の担当者(専属になります)の方には専門学校の名刺を作る事もあります。代理店と書くよりも、専門学校の名刺の方が無難だからです。詳細は代理店によっても変わりますので、一度問い合わせをして見るのも良いでしょう。なお、私は高校訪問代行は行なっていません。
この件につきましては、「高校訪問代行業者」のページで詳しくご説明しています。
